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ラバーダム(2011年7月11日) |
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ラバーダムをして治療をしている写真です。
当クリニックでは、子供さんの治療の際には必ず行います。
ラバーダムは、小児の治療には必須のものです。
その理由は以下のとおりです。
① 舌や唇の保護
歯を削る機械は鋭く、しばしば舌や唇を切ってしまう恐れがあります。
とくに子供の行動は突然動いたりと予測できないことが多く、
治療には危険が隣り合わせです。
舌や唇の保護のためにも、ラバーダムは必須です。
② 治療精度の向上
唾液の中には、菌がたくさんいます。
そして、子供の唾液は量が多いです。
歯を詰める前や、根っこの治療のときに唾液が入ると、
菌を歯の中に閉じ込めてしまいます。
また、歯科で使う材料は、水分に弱く、少しの水分(呼気中の水分)でも、
外れやすくなったり、劣化してしまい、耐久性が低くなってしまいます。
良い治療をするためにも、ラバーダムは必須です。
③ 水や薬液が口の中に流れない
歯科治療の際は、たくさんの水で洗ったり、
きつい薬をたくさん使います。
ラバーダムをしていると、薬が喉の方へ流れないため、
にがい思いなどをしなくてすみます。
また、口の中が水でいっぱいになることもなく、
子供さん自身、すごく楽に治療がうけられます。
以上のように、ラバーダムは利点がいっぱい。
きちんとした良い治療のため、
ご協力、ご理解のほどよろしくお願いします。